2010バンクーバーオリンピック金メダリストのエヴァン・ライサチェックをはじめとする海外フィギュアスケーターを、勝手にキャラクター化したオールフィクションのインターネットラジオスクリプト。現在は管理人がダラダラしているのでのんびりオンエアだよ★
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ジュベール 「禁じられた…おしり学?普通のおしり学と何が違うんですか?」


ずっと昔、それこそフィギュアスケートがオリンピック競技として

認定された頃にさかのぼる、とキャンデロロは腕を組みなおし、語り出した。


ロロ 「スケート技術が向上して、採点方式がどんどん変わっていくことを

見越してのことだったんだろうな。いずれフィギュアスケート界にも

おしり採点が採用されるときが来る。そのとき、どんなおしりが

より多くの得点を得ることができるかを極秘に決定し、書にしたため封印した。

まあつまり、その書にある通りにおしりを作り上げたのならば、

誰でも簡単に高得点が狙えるってわけだ。言わばおしりのセオリーさ」

ジョニー 「え?それって、銀河点が出るおしりの形が昔から

決まってるってこと?」


彼は静かに頷いた。


ロロ 「その書は限られたジャッジしか見ることはかなわず、

門外不出のはずだった。だが…」

ランビ 「もしかしてそれが、禁じられたおしり学なんですか?」

ロロ 「いかにも。この学園は、如何なる方法かはわからないが、

禁じられたおしり学を知り得た者たちを講師として迎え入れ、

生徒たちにあたかもおしり学であるかのように教えていたのさ。

そして明日の全国おしり学力テストにもからくりが隠されている。

これは世界おしり協会認定のものではない。随所に禁じられた

おしり学に関する問題を散りばめ、該当する箇所の正解率が

高かった生徒を強化選手に指定し、スケート技術と

おしりに特化した選手を作り出そうとするもくろみだったんだ。

これがどういう事態かわかるかい?」


そう、それは、スケートに対する不正。フェアプレーへの冒涜。

こんな深刻な事態が、俺たちのまわりで起きていたなんて!


ライサ 「じゃあ、その、俺たちは…禁じられたおしり学を勉強しているから…

もうスケートはできないってことですか?」

タニス 「なんですって?」

ロロ 「…それだけは避けたいと思っているんだがね。何にせよ、

この学園で起こっていることは世界おしり協会に報告させてもらう。

君たちの今後は、私の判断では決められない。」


そこまで言うと、ロロ先生は俺たちに背を向けて、

部屋から出て行くそぶりを見せた。


ジュベール 「ロロ先生!」

ロロ 「重要な証拠を掴んだことだし、そろそろ本部に戻らなくてはね。

…この学園は、いや、校長は何かを企んでいる。今回のことは、

おそらく氷山の一角だろう。君たちも気をつけたほうがいい」

ジョニー 「先生は?もうおしりっスンしてくれないんですか?」

ロロ 「残念ながらもうここにはいられないからね」


今度こそ彼は、踵をかえし廊下へと歩みだした。


ロロ 「さらばだ、若きメダリスターたち」


それが、この学園で彼を見た最後の姿だった。


翌日、金庫に保管されていたはずの問題用紙が紛失したため、全国おしり学力テストは

中止になったとの知らせがモロゾフ先生からあった。ガリーナ校長は出張で不在らしい。


モロゾフ 「それから、必修科目のおしり学だが、おしり講師陣の

スケジュールが合わないため、当分の間は自習となる。

各自でしっかり勉強しておくように」


後で知ったことだが、問題用紙が紛失したことで学園の管理能力が問われ、

先に行われた一年生の全国おしり学力テストの結果が無効になったのだそうだ。

おかげでパトリックは落第をまぬがれたらしい。


タニス 「めでたしめでたし、ってわけね」


屋上のテラスの一角、いつものメンバーでのランチタイムだ。


ジェフ 「ロロ先生が摘発したんだろうな、きっと」

ジョニー 「でもジェフ君、もしあのときロロ先生じゃなくて、

他の誰かに見つかってたらどうするつもりだったの?」


確かに、違う誰かに見つかっていた可能性だって大いにある。


ジェフ 「え?僕は優等生だから、『不良グループに盗んで来いって

脅された』って言えば誰も疑わないだろ?」

タニス 「何よ、ずいぶんありきたりな言い訳ねぇ」


本当に、それで済むと思っているジェフ君の思考が怖いぜ。


ジェフ 「それに言ったろ、保身のためだけに忍び込むんじゃないって。

ロロ先生が言ってた『密告』の話、覚えてるか?

実は世界おしり協会にチクったの、僕なんだ」

ジョニー 「ええ~!!」

ランビ 「まさか君が?」

ジュベール 「え?じゃあジェフ君ってば世界おしり協会の人だったの?」


驚きを隠せない俺たちを尻目に、ジェフ君は意地の悪い笑みを浮かべる。


ジェフ 「違うよ。ただおしり学で思うように点が取れないから、

頭にきて世界おしり協会のフリーダイヤルに電話して

文句を言ってやったんだよ。いま教わっているおしり学は

さっぱりわからない、ちんぷんかんぷんだ!ってね。

そうしたらロロ先生が極秘で監査だなんて、笑っちゃうよな」


ジェフ君はハハハッと笑って、ふと真剣な表情になる。


ジェフ 「でも、彼の言っていた話が本当なら、この学園は相当怪しいな」

ジョニー 「禁じられたおしり学ね…だけど、みんなはどれが

禁じられたおしり学かわかる?僕、あれから考えてみたんだけど、

どのあたりがそうなのかわからないんだよね」

ライサ 「俺も!もしかして教わったこと全部かと思ったけど、

さすがにそれはないと思ってた」

タニス 「もしかしてデッサンかしら?」

ランビ 「僕の数式かな?」

ベン 「ん~、どうだろう。ロロ先生もそこをうまく濁していたから

見当は皆目つかないね」


あれこれと考えても答えは出ず、俺はバゲットを食べ続けた。


ジュベール 「そういや当分おしり学も自習だしなぁ。

おしり同好会の奴ら、どうすんのかなぁ?」


おしり学が当面自習ということをうけて、せっかく殺到していた

入部希望者が次々と辞退し始めたのだという噂が広まっていた。

部長のファビアンの落胆した顔が目に浮かぶ。


ブルザ 「別にミーハーはこちらから願い下げだから、

大したダメージはないよ」

ジュベール 「わっ!びっくりした!何だよ、いきなり出てくるなよ」


突然のファビアンの登場に驚いて、俺は椅子から転げ落ちた。


ナタリー 「まーた強がっちゃって!結構嬉しそうだったくせに~」

ジュベール 「ナタリー先輩!」


ナタリー先輩はくすくすと笑って、俺に手を差し出してくれた。


ランビ 「やあ、おしり同好会の人たち」

タニス 「ケツ部じゃない。どうしたのよ?」

ナタリー 「あらやだ、おしり同好会がどうのこうのって話が聞こえたから

挨拶ついでに来ただけよ。それはそうと…」


彼女はタニスと隣に座っていたジョニーに視線を移した。


ナタリー 「はじめまして、ウィアー君。おしり同好会副部長のペシャラよ!

もしよかったらうちの部に見学に来ないかしら?君みたいな優秀な人が

入部してくれたらとっても嬉しいんだけど?」


ジョニーの手を強引に握り、ぱちんとウィンクをする。


ジョニー 「え?ああ…えっと、考えておきます。近いうちに見学でも」

ナタリー 「本当?きっとよ!」

ブルザ 「行くぞペシャラ。あんまり騒がないでくれ、部員集めに

苦労しているわけじゃないんだ」

ナタリー 「なによーっ!あ、じゃあね、ウィアー君とその他もろもろの人たち」


おしり同好会の二人は、風のように去って行ってしまった。


ジェフ 「何だったんだ今の奴らは」

ライサ 「まあまあ、ほら俺たちも早く食べないと昼休み終わっちゃうよ!」

タニス 「いいじゃないの、次の時間は自習なんだから」

ベン 「オ~ウ、それもそうだね」


…気をつけたほうがいい

ロロ先生の言葉が、ふいに思い出された。

一体、これからこの学園に何が起ころうとしているのか…

俺たちはその瞬間まで、何も知らずに待っていることしかできないのだろうか。

一抹の不安を抱えたまま、夏が、終わろうとしていた。


暗い一室、コンピューターのかすかな唸りと、タイピングの音だけが聞こえている。

アルファベットの羅列を表示する画面だけが、不自然なほど明るい。


『WFS学園おしり補完計画

 フェイズ1 終了』

『これより フェイズ2へ移行』



パソコンの前に座る人物の口の端には、わずかな笑みが浮かんでいた。


???? 「フフ…フフフフフフ…」


シーズン10へつづく

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???? 「そこで何をしている!?」


静寂を打ち破る声。心臓がありえないくらいに高鳴った。

声の主は懐中電灯を所持しているようで、辺りを乱雑に照らし始める。

ここで俺たちの存在を知られるわけにはいかない。

とっさにそれぞれが身を隠そうとした。


ライサ 「なんで俺の後ろに隠れるの!?」

ジェフ 「いいから僕も空気化しろ!」

ジョニー 「僕も入れて~っ」


懐中電灯の光が、ライサを照らした。もう一巻の終わりだ…そう思ったときだった。


???? 「そのおしりは…リサーチェク君?」

ライサ 「ライサチェックです!!って、あなたは…」

???? 「驚いたな、まさか君たちとこんなところで会うだなんてね」


月明かりが照らし出したのは、ロロ先生その人だった。


ランビ 「ロロ先生!?どうしてここに?」

ロロ 「それを聞きたいのはこっちのほうだがね。単刀直入に聞こう、

職員室の金庫を開けたのは君たちか?」


俺たちは気まずそうに目線をそらす。それがYESを意味するとわかり、

いっそう窮地に追い込まれた。


タニス 「この際だから言うけど、金庫は最初から空っぽだったわよ!」

ジョニー 「タニス!」


もうこれ以上しらをきり通せないと判断したのか、タニスは白状した。

これで俺たちは全員退学だな…


ロロ 「だろうな。全国おしり学力テストの問題用紙は、私が盗んだからね」

ジュベール 「…どういう意味ですか!?」


先生は俺たち一人ひとりの顔を見て、少し考え込んでいるようだった。


ロロ 「君たちはメダリスターだったね。では、私はメダリスターとしての

君たちを信用しよう。そう警戒しなくてもいいよ、このことは誰にも報告しないから」


どうやら彼がここにいるのには、何か事情があるらしい。

互いにアイコンタクトをし、とりあえず話を聞くことにした。


ロロ 「私は世界おしり協会からおしり学の講師として、

あらゆるところに派遣されている。

おしりの正しい理解と、その発展のためにね。

だが、本当は違う。おしり学が公正に、フィギュアスケートの一環として

授業に取り入れられているかを調査するために、講師のふりをして

極秘に監査に来ているのさ」


その言葉を、瞬時にはのみこめなかった。


ベン 「それはつまり…WFS学園も調査の対象ということですね?」


WFS学園はISU付属のフィギュアスケーター養成学園だ。

スケートに関するあらゆる面で優遇され、生徒たちがスケートに

真剣に打ち込めるよう、マスコミによる取材や、それこそ内部監査といった

外部からの干渉を一切受け付けないのだ。

つまり、極秘調査そのものが、WFS学園ひいてはISUを敵に回す行為なのである。


ロロ 「ああそうだ。WFS学園に不穏な動きありと、密かに報告を受けたのでね」

ジェフ 「不穏な動きだと?」


一体何がそうだというのだろうか?さっぱり見当がつかない。


ロロ 「最初は私も何かの間違いだと思っていたんだが、

実際に来てみてすぐにわかったよ。

君たちがおしり学の講師たちに教わっていたのは…

禁じられた…おしり学だったのさ」

拍手[2回]

ジョニー 「ねぇ、聞いた?全国おしり学力テストの話!!」

ジェフ 「知ってる。来週の月曜だろ」


日曜日、俺たちはいつものカフェでランチを食べていた。


ジョニー 「そうじゃなくって、一年生の!もう学力テスト終わって、

結果が来たんだって」

ランビ 「そういえば一年生は先にテストを終えていたんだもんね」

タニス 「で、それがどうしたっていうのよ?すみません、

ゴリアテパフェひとつ!」


すでにランチを食べ終えていたタニスは、金魚鉢ほどの大きさもあるパフェを注文する。


ジェフ 「僕も!!」

ライサ 「あのー、俺の頼んだウキウキお寿司セットまだですか?

え?オーダーされてない?」

ジョニー 「あのね、パトリックが合格点に届かなかったから、

進級できないんだって」

ジュベール 「マジかよ?たかが学力テストの結果だけで

進級を左右されるのか?」

ジェフ 「え…」


俺とジェフ君は顔を見合わせた。こいつは、思っていた以上に

深刻な事態かもしれない。


ベン 「じゃあ僕たちも結果次第でうっかり落第ってことか…」

タニス 「やーねぇ。私ったら何の対策もしてないわよ」

ジュベール 「…メダリスターが落第なんてシャレにならないしな。

でも、どんな問題が出るかもわからないってのに、テスト勉強ってのもなぁ」


一同は沈黙した。


ジェフ 「…問題用紙を盗む」

ジョニー 「え?」

ジェフ 「全国おしり学力テストの問題用紙を盗み見て…

落第をまぬがれてやる!!」


俺は耳を疑った。あの優等生で計算高くてみんなの憧れの

生徒会長であるジェフ君が、今まさに法に触れる行いをすると言ったのだ。


ランビ 「ちょっと、それはまずいんじゃ…」

ライサ 「あのー、いなり寿司セットじゃなくて、

ウキウキお寿司セットなんですけど…」

タニス 「あら、私は大賛成よ!」

ジョニー 「ええ~!!そんなの犯罪じゃん!!ダメだよ!!」


反対意見の面々をきっと睨みつけて、ジェフ君は続けた。


ジェフ 「いいか。もともと僕はおしり学なんてものは大嫌いだ。

さっぱり理解できないからな。でも、赤点とか落第はもっと嫌だ!!

僕の面子にかけてそれだけは許されない!!」


テーブルをばんばんと叩きながらジェフ君は主張する。彼らしいといえば彼らしい。

 
ベン 「知らないよ~、もし見つかったらどうするんだい?」

ジェフ 「僕がそんなミスをするとでも?」

タニス 「大丈夫よ。結構セキュリティは甘いから簡単に忍び込めるわ」

ジェフ 「決行は今夜だ」


止める間もなく、二人は意気投合していた。後で知ったことだが、

この時タニスはパフェをおごってもらったらしい。


ジェフ 「…みんなは僕を卑怯者だと思うだろうが、それで構わない。

でも、これだけは知っていてもらいたい。僕が保身のためだけに、

問題用紙を盗み見するんじゃないってことを」

ジュベール 「何だって?」

ジェフ 「僕は…」


ジョニー 「やっぱりやめようよ~」


深夜、俺たちは学園内に忍び込んでいた。タニスの言っていた通り、

前の校長先生が引退してからは、セキュリティがかなり甘くなっているようだ。


ジェフ 「ふん、今さら弱音を吐くなんて遅いぞ」

タニス 「そうよ。こうなったら一蓮托生よ!」


静まりかえった学園内を、ライサを筆頭にひたひたと職員室目指して歩いていく。


ジェフ 「おいライサ、さっさと歩かないか!こういうのは君の得意分野だろ!」

ライサ 「ちょっと、そんなこと言われたって困るぜ!

何でこういうときばっかり、みんなは俺を見つけるんだよ~」


数分後、職員室の前に俺たちは到着した。


ライサ 「うん、ここも鍵は掛かってないみたいだ」

ジェフ 「鍵は掛かっていないようだな」


そろそろと職員室の中へ入る。誰もいない職員室は、閑散としていて、

違う空間のようだ。


タニス 「きっと金庫の中にあるはずよ!」

ベン 「みんな、慎重に行こう」


タニスの指示に従い、金庫へと近づく。金庫の鍵はダイヤル式のものだった。


ランビ 「この鍵の番号はわかるのかい?」

ジェフ 「問題ない。2211だ」


ジェフ君の言うとおりにダイヤルを回すと、カチャンという音がして金庫は開いた。

ところが…


ジョニー 「あれ?空っぽだよ?」


金庫の中には何も入っていなかったのだ。


ジェフ 「くそっ、こっちはダミーか。…だとすると後は

おしり講師陣の机があやしいな。

ここには講師の机はないようだから、控え室に行くぞ!」


おしり講師たちは臨時で来ているため、常設の机は無い。

ならばと踏んで、控え室へと向かう。


ランビ 「…おかしいな、ここは控え室だけど、やけに物が少なくないかい?」


こじんまりとした部屋には、テーブルが一つあるだけ。

教材や資料があってもいいはずだが、それらしきものは何も見当たらない。


ジュベール 「…何で、何にもないんだ?」


ロシェット女史がいつも抱えてくるおしり模型も、

アニシナ博士の世界おしり分布図も、

この学園所有の物だと聞いていたのに、何ひとつ見つからない。


ジェフ 「そう言えば、モロゾフ先生がおかしなことを言っていたな。

『講師たちはどこからともなくやって来て、風のように去る』と。

そもそも彼らはどこから派遣されて来ているんだ?」


ジョニー 「え?ガリーナ校長が頼んだんでしょ?世界おしり協会じゃないの?」

タニス 「だったら、ロロ先生みたいにバッジをつけているはずよね。

何もつけてなかったわよ」

ベン 「そもそもガリーナ校長の姿を最近見ていないような気がするよ。

あれはそう…おしり学が最初にはじまった日以来かな?」

ライサ 「すごい空気化だ」


予想外の出来事に、俺たちは混乱し、話すことに夢中になりすぎていた。

だから、背後から忍び寄る気配に、気付けるはずもなかったのだ。


??? 「そこで何をしている!!」


絶対絶命、か…

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おしり界には、プリンスと呼ばれる極めておしりに優れた人物がいる。

不毛の時代もあれば、おしり戦国時代と言われるほど良いおしりを持った

スケーターたちが揃う時代もある。

そして、そのプリンスの頂点を極め、おしりの叡智を手にした者を、

人はオシリスと呼ぶ。

今世紀、オシリスに最も近いと言われている人物が、今、目の前にいる。


ジュベール 「キャンデロロ…」


ロロ 「みなさん、はじめましてこんにちは。 おしり学講師のキャンデロロです」


おしり界のスターともいうべき彼を目にして、教室内は騒然としていた。


ダイスケ 「わ~!!あのキャンデロロさんっスよ!!」

ベン 「ずいぶんお金をかけているねぇ」

タニス 「ほんとよね~。おしり学に予算を使うくらいだったら

学食を全部タダにしてもらいたいわ」

ライサ 「囲碁部にも少し回してもらいたいよ」

ランビ 「みんな静かに!授業はもうはじまっているんだよ!」


キャンデロロ氏は穏やかな、それでいて生気に満ちた表情で教室を見渡した。


ロロ 「歓迎してくれてどうもありがとう。では、ここで少し自己紹介を」


フィリップ・キャンデロロ、と名前を口にした後で彼は簡単な経歴を説明した。


ロロ 「現在は世界おしり協会に所属しています。このたびWFS学園における

必修科目におしり学が新たに追加されたことを受けて、

講師として赴任してきました。私は他の講師たちとは違って、

おしりっスンをメインにしているから、まあ、肩の力を抜いて、

リラックスしながらおしりについてみんなで色々と

意見を出し合っていきましょう!」


こうして、記念すべきロロ先生の授業がはじまったのだ。


ロロ 「おしりっスンとは、他人のおしりをまるでファッションチェック

するものだと思われがちだが少々違う。みんなはすでに、

おしりはその人のバロメーターだということを勉強してきたから

わかると思うが、おしりは非常に多くの情報を有している。

たとえばそうだな…じゃあ、君!ええっと、リサーチェク君?」

ライサ 「え?俺ですか?(チクショー、名前間違えられたよ!)

ライサチェックです!」


ロロ先生はライサを指名し、黒板の前まで促した。

あまり注目を浴びない彼は、クラスメートの前で

少し気恥ずかしそうにしている。

長身の彼は、教壇に立つとますます大きく見えた。


ジョニー 「もしかしてライサがおしりっスンの対象に?」

ジェフ 「みんなの前でおしりっスンってのもある意味罰ゲームだな」

ロロ 「では、みんなにおしりを向けてくれるかい、リサーチェク君」

ライサ 「ライサチェックです!」

ロロ 「さて、彼のおしりから色々と考察していこうじゃないか。

思ったことをどんどん言ってくれよ!」


最初の沈黙を破ったのはタニスだった。


タニス 「お腹が空いたわ!!」

カロリーナ 「タニス姉さん、おしりについてよ」

ロロ 「ほう、ベルビン君。リサーチェク君のおしりはそんなことを

言っているのかい?」

タニス 「ええ。もうすぐお昼だからランチのことを気にしていると思うわ」


流石はタニスだ。ありえない切り口で独特の感性をぶつけてくる。


ロロ 「…なるほどね。他はどうだい?」

ランビ 「おしりのシルエットをマッスル式帰納法で解いたところ、

太もものマッスルとの対比が理想的であることがわかります」

カロリーナ 「ダークマターの存在を忘れてはいけないわ。

まずはおしりの起源にさかのぼってみなくては」


エース二人が激論を交わす。おしりレベル上級者たちの解説は興味深いが、

俺はなんとなく違和感をおぼえた。


ジョニー 「ねえねえ、これっておしりっスンでしょ?

だったらもっと適当でいいんじゃないの?

たとえばさ、ライサのおしりは位置が高いとか、引き締まってるとか…」


俺の気持ちを代弁するかのようにジョニーが異を唱えた。俺もすかさず賛同する。


ジュベール 「そうだぜみんな!おしりが語りかけてくることを

正確に受け止めるのがおしりっスンの真の意図だって、

最初に習ったじゃんかよ!」

ロロ 「うん、その通りだ。これはおしりっスンであって

ディスカッションではないからね。ウィアー君の言うように適当でいいのさ。

それにどうせやるなら楽しくやろうじゃないか」


それからというもの、これまでのおしり学の授業とはうって変わって、

みんなは次第に表情が緩んできた。


ジェフ 「おしりに存在感があまりないと思います」

ロロ 「そうだね。チャームが足りないというのもある」

アボット 「でもその空気感が彼らしいというか…」

ライサ 「いま何気にサラっと酷いこと言われた気がする!!」

ジョニー 「見た目は硬そうなおしりだよね~」

ベルネル 「ヒップアップには苦労しないでしょうね」

ジュベール 「一見地味だけど、しりって感じのしりだよな」


ロロ先生は時に頷き、時に絶妙な解説を入れながらおしりっスンを進めていった。


ロロ 「さてさて、ここまでの意見をまとめると、

『存在感が薄くて、地味。でも形はいい』だったね」

ライサ 「喜んでいいのか悪いのかとっても複雑!!」

ロロ 「でもこれは、あくまで静止した状態でのおしりだ。

おしりの真の評価は、やはり氷の上を滑っているときでないとわからない。

スケートをしているおしりを見て、今その人がどんな状態でいるのか、

何を伝えたいのかを理解しなくてはいけないんだ。そして、色んな人の

おしりを見ていると、あることに気付く。それは、おしりの個性だ」


みんなの視線が、ロロ先生に集まっていた。選手にはね、と彼は続ける。


ロロ 「その時代によって求められるスケーティングもあるし、

評価の高いジャンプもある。スケートは競技だから、より高い得点を得ようと、

限られた時間の中でこれでもかというほどのエレメンツを詰め込んでいる。

悲しいことに振り付けやジャッジの好みによって点数が変わる。

正直、スケートで何かを表現しようにも、実際はルールの上で

踊らされてるんじゃないのかなと思ってしまう。

勝負の世界だから、そんなことは気にしていられないのだろうけどね」


まるで自分に言い聞かせるかのように彼は俺たちに向かって話している。

いつの間にか教室は、しんと静まりかえっていた。


ロロ 「しかし、おしりは違う。おしりだけは、自由でいていいんだ。

必要な技術や構成など無い。選手それぞれが持っているおしりの個性を

いかんなく発揮できればいいと思う。いずれフィギュアスケート界にも

おしり採点参入の時代が来るだろう。そうなったときに、

今のような採点基準に縛られたものであったとしても、

未来を担う君たちには、おしりの個性のことを

忘れないでいてほしいと願っているよ」


先生はにっと笑って、ライサのおしりっスンをこう締めくくった。


ロロ 「いいかい?色んな人に存在感が無いだの地味だの言われたからって

やけになってはいけないよ。そのことが、君のおしりに対する証明なのさ。

存在感が無いおしりがどうしてこんなにあれこれ言われることができようか?

その言葉によって君のおしりは存在しているし、

みんなに受け入れられているということを忘れちゃいけないよ。

地味なのは、余計なものをそぎ落として、ベースとフォームで勝負している証拠さ」
 

その日の昼休み、ライサは嬉しそうに俺たちにこう語った。


ライサ 「俺のしりは空気化をまぬがれるかもしれん」

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ジェフ 「決行は今夜だ」


極太ポッキーを食べながら、ジェフ君は言った。

いつになく真剣なそのまなざしは、俺たちに彼の決意の固さを物語っていた。


ジュベール 「ジェフ君…」


時をさかのぼること三日前。

俺たちはスケートそっちのけでおしり学の勉強に没頭していた。

いや、没頭せざるをえなかったというか。


ジョニー 「ねーねージェフ君、今日はみんなでゲーセン行くって約束してたじゃん!」

ジェフ 「うるさい。僕は補習なんだ。君たちで勝手に行けばいいさ」

タニス 「あら?補習だなんてめずらしいわね」

ランビ 「本当だね。タニスが口に物を入れてないときくらい珍しいね!」


俺たちのグループでも、おしり学のレベルの差は明らかだった。

奇想天外な発想でおしりへの斬新なアプローチを試みるジョニー。

天性のセンスで究極のおしりへのセオリーを次々と考案するタニス。

その秘めた芸術性をもって全体としてのおしりへの数式を導き出したランビエール。

さらには、おしりを四次元的なものとして捉え、

宇宙の膨張をおしりになぞらえるという前代未聞の論文を発表したカロリーナ。

この四人はすでに選抜メンバーとして名前があがっているのだった。

それにくらべて俺とジェフ君ときたら…


ジュベール 「俺なんて毎日予習復習してるのに、結局は実技でしか

点数稼げないからな~」

ジェフ 「僕なんて実技ですら空気扱いだぞ」


実技とはいっても、おしりのフォームやマッスルを採点されるのであって、

勉強の成果とはいえない。 

ライバルたちが次々と実力をつけていることに、俺は焦る気持ちを

どうすることもできず、途方に暮れていたのだった。


ブルザ 「えー、ではこれより入部テストを行います。一次試験は筆記問題です」


昼休み、俺はなんとかこの状況から抜け出そうと、おしり同好会に所属している

ファビアンを訪ねた。しかし、同好会の部室へ近づくにつれ人の列が

できていることに気付いた。

並んでいる生徒たちをかき分け部室を覗くと、プリント用紙を配る彼の姿があった。


ナタリー 「そこの君!…って、ブライアンじゃない!

どうしたの、何か用かしら?」

ジュベール 「あ、ナタリー先輩!聞きたいのはこっちのほうですよ。

この人ごみは一体?」

ナタリー 「ああ、みんなおしり同好会の入部希望者よ。

おしり学がはじまってから希望者が後を絶たないの。

私は部員は何人いても構わないのだけれど、部長が

少数精鋭を好むからこのありさまよ。一次、二次と試験を受けて、

最後に面接に合格した人しか入部できないってわけ」


彼女は肩をすくめちらりと部室のファビアンを見た。

新学期にあんなに部員集めに苦労したのにね、

とでも言いたげだ。


ナタリー 「それで、あなたも入部希望かしら?」

ジュベール 「いや実は…」


恥ずかしながら、おしり学で思ったように点数が稼げないこと、

それに対するアドバイスを求めにきたことを正直に説明した。


ナタリー 「ふぅん、なかなかお困りのようね。でもおしりって、

個人の勉強量うんぬんよりも、センスが物をいうってところ、あると思うのよね。

所詮おしり学だって単位じゃない?

だから点数を取りやすい回答の仕方っていうのがあって、

成績が良い人はそのポイントをきちんと押さえているからだと思うの」

ジュベール 「はあ」

ナタリー 「だからブライアンは一度、自分の中にあるおしり観を取り払って、

今はどんなおしりが求められているかを考えてみる必要があると思うわ。

あなたがおしりに対して強いこだわりとプライドを持っているのは私も知ってる。

だけど、それが必ずしも万人に受け入れられるとは限らないでしょ?」


頑張って、とナタリー先輩に背中を叩かれ俺は軽く頷いた。


ジュベール 「ありがとうございます!」


よし、この話をジェフ君にも教えてあげようと俺は意気揚々と教室へと引き返した。


ジュベール 「え?」

ライサ 「だから、おしり学が必修科目になるんだって」

ジョニー 「じゃあ次の期末テストも?」

ダイスケ 「そうっスよ。しかも来週の月曜日に全国おしり学力テストって

いうのがあって、それで合格点に届かなかった人は進級できないそうなんですよ」

ジェフ 「来週の月曜ってあと三日しかないじゃないか!」

タニス 「あらやだちょっと、おしりのデッサンしか自信ないわよ私」


昼休み明け、俺が戻って来たとき、教室は全国おしり学力テストの話で持ちきりだった。


ジュベール 「マジかよ」


打開策のヒントを得たものの、この展開は喜ばしいことではない。


ライサ 「おっと、授業が始まるみたいだぞ。今日の先生は誰だろう?」


ライサの声につられて、俺は教室のドアを見やった。


ジュベール 「…」


俺は、我が目を疑った。

拍手[3回]

ジュベール 「ジェフ君おはよー♪」


よっ、俺の名前はブライアン・ジュベール。

オシャレ貴族の魂とおしりをあわせ持つ生粋のポワティエっ子だ。

こうやって朝早くに登校してクラスメートを出迎えるのも悪くないな。


ジェフ 「おはようジュベール」


生徒会長のジェフ君は、今月からおしり学の授業がはじまってからというもの、

すこぶる機嫌が悪い。

今日も寝不足のせいか、いつもよりもぶっきらぼうな挨拶だ。


ジョニー 「ねえねえジェフ君、宿題やってきた?」

ジェフ 「一応な。みんなは?」

タニス 「私はさっき仕上げたところよ」

カロリーナ 「タニス姉さんのはかなりの力作よね。みんな恐れおののいてたわ」

ジュベール 「…」


WFS学園に入学してからの、はじめてのおしり学。最初はただただ驚きの連続だった。

超有名講師陣による最新のおしり講義。

そのうちの一人、華麗なるおしりアドバイザーの

ペイゼラ氏は、よく俺たちにレポートの課題を出してきた。

そして今日は、俺たち一人ひとりが考える「理想のおしり」の

デッサン提出の締め切りなのだ。


ジョニー 「あれこれ考えすぎちゃって大変だったなぁ」

ライサ 「俺は規定の画用紙をもらってないことに気付かれなくて焦ったよ。

放課後に取りに行ったらもう先生がいなくてさー…」

ステフ 「さあみんな、ペイゼラ先生の授業の宿題を集めるよ!

廊下側の席の人から順番に持ってきてね」


ランビエールが各々の描いてきた「理想のおしり」のデッサンを受け取っている。

俺も順番に従い、彼に手渡した。噂では、この出来によってWFS学園世界対抗の

選抜選手が決まるとか決まらないとか。

そのせいか、自然とおしり学の授業を真剣に聞いているやつらが多い気がする。

俺もおしりについては多少なり知識はあるほうだと思っているが、こりゃあ

うかうかしていられないな。

席に着いた俺は、マッスルとおしりのコラムニストであるロシェット女史の

授業のテキストを広げた。

すでに予習済みではあるが、ここでライバルたちに差をつけなくては。


ロシェット 「…以上がおしりとマッスルの相関図です。このように、一見マッスルは

おしりとは別の働きをしているような印象を受けますが、実際はそうではありません。

おしりとマッスルはほぼ同一なのです。それはなぜか説明できる人はいますか?」

ジュベール 「はい!」

ロシェット 「ジュベール君、どうぞ」

ジュベール 「おしりはマッスルによって動くのではなく、マッスルへの運動を

指示する役目がおしりにあるからです。おしりとマッスルの関係が

密接したものであるということから、一個体であるという結論が導き出されます」

ロシェット 「そうね、八割方正解よ。ウィアー君、あなたはどう思う?」


予習して準備してきた答えでは何かが足りなかったらしい。

腑に落ちないまま、俺はジョニーのほうを見た。当の彼はきょとんとしている。


ジョニー 「え?ぼく?ん~、そうだなぁ…」


ジョニーはほおづえをつき、持っていたペンをくるくると回しながら答えた。


ジョニー 「おしりは全体だから」


ロシェット女史は、これ以上ないというほどの満面の笑みを浮かべていた。


ロシェット 「そう、その通りよウィアー君!なんて素晴らしいのかしら!!」

タニス 「あら、やるじゃないジョニー」

ベン 「ヒュー!」

ジェフ 「な、何だ?どういう意味だ?さっぱりわからないぞ」

ロシェット 「詳しく解説しましょう。我々はフィギュアスケートにおける

おしりを採点するときおしりばかりを注目してしまいがちです。

そして、おしりの五大要素もそうですが、選手を見ずにおしりをだけをみて、

おしりを採点してしまいます。近年はそうした採点方式に

疑問を唱える声も多々上がっています。」

ライサ 「え?つまりどういうことですか?」

ロシェット 「身体とおしりの動作がシンクロした状態での美しさに対して

得点を与えたほうがより一層、真実おしりへの評価につながると

考えられているからです。おしりは全体。

おしりにはすべての要素が含まれているのです。マッスルもそのうちのひとつ。

もちろんスケーティングの技術もよ。ウィアー君のようにおしりをより総体的に

とらえることができるとおしりについての理解がぐっと深まってきます。

みんなもマッスルばかりに気をとられないよう

広い視野と好奇心をもってさらなる向上に努めてください。

ウィアー君、あなたには期待しているわ!」

ジョニー 「照れるなぁ。適当に言っただけなのにぃ」

ジェフ 「う~ん、さっぱりわからない」


俺は、自分の不甲斐なさに唇をかみしめることしか出来なかった。

もっとおしりについて勉強しなくては…

拍手[3回]

ジェフ 「やばいっ!! 遅刻だ遅刻っ!!」


やあ、僕の名前はジェフリー・バトル。言わずと知れたWFS学園の生徒会長だ。

いつものようにコンビニで昼食を選んでいたら、新商品に気をとられて

うっかり時間を忘れてしまった。

どうやら今日も…いや、今日は遅刻組のようだ。

僕は優等生だから普段は遅刻なんてめったにしないからな。

何度も地面を蹴ってキックボードを走らせ、僕は学園を目指した。

いつもこの時間、先を争うようにして走るあいつは、なぜだかいなかったのだけれど。


ジュベール 「あ、ジェフ君おはよー!!」


始業ベルと同時に教室に滑り込んだ僕を出迎えたのは、他ならぬあいつだった。

ジェフ 「なんだよ、今日は一体どうしたって言うんだ?

ずいぶん早いじゃないか」

すでに席についているジュベールは、ネクタイをきっちりと締め、

眼鏡をかけている。

ぱっと見、優等生のようだった。


ジュベール 「おいおいジェフ君、今日は何の日か忘れたのか?」

ジェフ 「は? 週刊少年ニャンプの発売日だろ」

タニス 「違うわよ。特大角煮入り肉まんの解禁日よ」


僕とタニス・ベルビンの反応に、ジュベールはやれやれといった表情で

肩をすくめてみせた。むかつく。


ジュベール 「しっかりしろよ~。今日はおしり学の初日だろ!」

ジェフ 「あ…」


そういえば、先の校長先生の辞任騒ぎで忘れていたが、

今週からおしり学の科目が新たに増えたんだったっけ。

まったく、頭痛の種がまたひとつ追加されたな。


モロゾフ 「おはよう諸君。今日から新たな科目おしり学を受講するということで、

ガリーナ校長からのお話があるようだ。モニターに注目するように」


教室に備え付けの地デジ対応モニターに、厳しい眼光の女性が映し出された。


ガリーナ 「フフフ…おはようみなさん。今日から待ちに待ったおしり学が始まるわ。

講師には実力派のベテランばかりを揃えたから、WFS学園の名に恥じぬように、

しっかり勉強してちょうだい。おしりを甘く見てはいけないわよ。フフフ…」

ジョニー 「なんだかガリーナコーチが校長先生だなんてまだ信じられないね~」

ランビ 「そうだね。WFS学園のカラーが変わった気がするね」

僕は大好きなゴリラのマーチ塩キャラメル味を頬張り、

朝食がわりに空腹を満たしていた。

前の席のライサが週刊少年ニャンプを読んでいたので、

読み終えたら貸してもらおうと声をかけようとしたとき、

教室のドアが開いた。どうやら講師がやって来たようだ。

その人物が姿を現したとき、教室から歓声が起こった。


ペイゼラ 「みなさんはじめまして! おしり学の講師、ペイゼラです!」


パチリと飛ばしたウインクに、女子からは感嘆のため息がもれた。


ジュベール 「マジかよ!?華麗なるおしりアドバイザーの

ペイゼラさんだって!?」

ライサ 「なんかすごそうな人来た!!」


興奮したジュベールが言うには、彼はおしり界においての

ご意見番的存在なのだそうだ。

ペイザラ氏はにこにこしながら、真っ白なレポート用紙を配り始めた。


ペイザラ 「さて、記念すべきおしり学最初の授業のはじまりだね。

君たち全員にレポート用紙が行き渡ったと思うが、これから発表する

テーマについて書いてもらいたい」

ライサ 「すみません、俺その用紙まだもらってないんですが」


ある種独特の、緊張した空気が僕たちを包み込んでいた。

教室がこんなに静まりかえるなんて、これまでにあっただろうか。


ペイゼラ 「そのテーマとは、『おしりについて』だ。

君たちが思うおしりについて、赤裸々に時間いっぱい書いてみてくれ」


一瞬の小さなどよめきの後、徐々にペンを進める音が響きだした。

それぞれが自身の思うおしりについて書いているのだろう。

僕はそのあまりの真剣さに面食らい、戸惑いを隠せずにいた。


「なんでおしりのことについて書かなくちゃいけないんだ。馬鹿馬鹿しい」


なんてことは言えずに、結局は渋々ペンを取ったのだけれど。


(つづく)

拍手[4回]

ジェフリーズカフェにて。

店長のジェフがいつになく上機嫌で、新聞の番組表を見ている。


チリンチリン


パト 「先輩こんにちは!」

ジェフ 「なんだパトリック。今日も遊びに来たのか?」

パト 「ええ、あのゲームにハマちゃって。『オッサガ』面白いですよ!」

ジェフ 「君らが上に来るおかげで、うちの売り上げが上がるから

助かるよ(笑) 今日もサンドイッチか?」

パト 「んー、たまには甘いのが食べたいな・・・」

ジェフ 「じゃあホットケーキを焼くから待ってろ。

・・・と、その前にちょっとテレビの設定をしないとな」

パト 「あれ? ついに地デジ化したんですか?」

ジェフ 「一応地デジ化はずいぶん前からしてるぞ。

今日は有料放送のNyawNyawの無料解放デーなんだ!

メダリスター特選が見られるぞ!」

パト 「そうなんですか? そりゃ良かったですね!」

ジェフ 「だが、気になるシリーズが『はじめてのおしり学』なんだ」

パト 「最高じゃないですか」

ジェフ 「黙れおしりーず」

拍手[4回]

プル 「Hey! 俺のジョニーチームが強くなってきたから

対戦しようZE!」

アモディオ 「えっ、対戦なんて出来るんですか?」

ミハル 「最近のゲームの流行に一応便乗してるんだな・・・」

ガチ 「(勝手に)対戦スタート」

アモディオ 「わわっ、僕のジュベール先輩チームが

早速ケンカ売られてる!」


~ 対戦モード! ジョニーが勝負を挑んできた! ~


ジュベール 「これはこれは。おしり界の第一のプリンス

直々に来襲とは・・・・しかも美人が一緒ときた」

ジョニー 「今日は君と勝負だよ!言っておくけど

オシャレでは負けないからね!」

タニス 「だけど相手はオシャレの国フランス人よ。

ベンとユカも侮れないわ」

ベン 「ハーイ、タニス! 今日はライバル同士だけど

手加減はなしだからね!」

ユカ 「フミエちゃん、久しぶり♪」

スグリ 「あう、ユカさんに勝てる気がしないです・・・」


今回のルール(ランダム):『相手より速く、多く回れ!』


ジョニー 「ええっ、これってジャンプ? それともスピン?」

スグリ 「超高速スピンなら任せるです!」

タニス 「ツイズルならベンと互角よ!」

ジュベール 「こいつは心理戦になりそうだぜ・・・」

ジョニー 「え~~~、どれにすればいいの!?」

ユカ 「先行はこっちね!」


ジュベール: トリプルサルコー 



アモディオ 「ああっ、失敗した! 本当はクワドのつもりだったのに!」

プル 「Yeah! こっちは安心してトリプルジャンプが出来るYO!」


ジョニー: シングルアクセル


ジョニー 「失敗しちゃった!」



プル 「NOOOO!!! やっちまったYO!!!」

ガチ 「(ボソッ)練習不足・・・」


ユカ: アップライトスピン

スグリ: アップライトスピン 


フミーの勝ち!



プル 「Yeah! さすがフミーだNE!」

アモディオ 「これは勝てないですよー」

プル 「最後はベルビンちゃんだYO!!」


タニス: ツイズル

ベン: ツイズル   同点



アモディオ 「わわっ、二人とも同じタイミングと同じ速度のツイズルだ!」

プル 「OH! 長年のチームのタイミングは崩せなかったYO!」

ガチ 「・・・この勝負は引き分けか」


ジュベール 「ふう、どうやら引き分けのようだな」

ジョニー 「悔しい!! あともうちょっとだったのに!」

ベン 「危ないところだったよ! もう一回やったら

今度はどちらが勝つかな?」

タニス 「次は負けないわ!」


勝負は引き分けに終わった!

拍手[3回]

ミハル 「さて、お楽しみのミスター・ジェフ・バトル編を進めるぞ。

一通りのトレーニングを終えたから、そろそろ誰かとバトルだな」


(以下、ゲーム画面)


ウィルソン 「ジェフ~、あんたにお客が来てるわよ!」

ジェフ 「客だって?」

ウィルソン 「パトリックっていう若い男の子!カワイイわよ♪」

ジェフ 「そんなのどうでもいいです、追い払ってください」

ノブナリ 「ええ~、かわいそうやん!」

ロシェット 「話くらい聞いてあげましょうよ」

ウィルソン 「そうよ!  しかもマクドナルドのハッピーセット

手土産に持ってきてくれたのよ! そんな良い子を

追い払うわけにはいかないわ!」

ジェフ 「ハッピーセット? じゃあ仕方ないな」

ノブナリ 「気が変わるの早っ!」

ロシェット 「パトリック、賢い子ね」


パトリックと仲間が現れた!


パト 「こんにちは、バトル先輩」

コヅカ 「これ、お土産です」


ハッピーセットを手に入れた!

ジェフの機嫌が良くなった!


ジェフ 「ありがとう。ところで今日はどうしたんだい?」

パト 「実は、僕らもそろそろ一人前として認められるために

先輩と勝負させてもらおうと思って」

コヅカ 「立派なオッサンスケーターになるには、

まず立派なオッサンスケーターと勝負するのが手っ取り早いですから」

ノブナリ 「それで先輩スケーターにケンカ売ってるん?

命知らずやなー」

ジェフ 「まあいいだろう。僕達でよければ相手になってやる」


~ パトリック&コヅカとの対決! ~


今回のルール(ランダム):『全種類のジャンプを成功させろ!

(同じジャンプの重複は不可)』



ジェフ 「これは僕一人でやった方がいいかな?」

ノブナリ 「え~、俺も跳びたいですよ!」

ロシェット 「くれぐれも同じジャンプをやらないようにしなくてはね」

パト 「じゃあ僕らが先行で行きますよ!」


パトリック: トリプルルッツ 

ジェフ: トリプルルッツ 

コヅカ: トリプルアクセル 

ノブナリ: クワドトウループ-トリプルトウループ-トリプルトウループ 


ノブナリがルール違反!

チームは負けてしまった!


ノブナリ 「やってもうた!!」

ロシェット 「連続ジャンプで同じのを跳んでしまったわね。

しかも三連続・・・」



ミハル 「あーあ、やっぱりだよ・・・」

アモディオ 「お約束の展開だね・・・」

拍手[6回]

アモディオ 「ミハル~、やっぱり詰まっちゃったから

ちょっと助けてくれない?」

ミハル 「別にいいけど、どこでどう詰まったんだよ?」

アモディオ 「ベンジャミンさんを仲間にしたいんだけど

断られちゃうんだよね」


(以下、ゲーム画面)


ジュベール 「この街のクラブに着いたぜ!ここのDJがフィギュアスケーターで

かなり良いしりをしているという噂は本当かな? 仲間になってもらえたら

俺もかなり心強いぜ!」


クラブのDJに話しかける。


ジュベール 「やあ、俺はブライアン。君はここのDJかな?」

?? 「イェース! ベンジャミンって言うんだ。ベンと呼んでくれ。

ブライアン、この街に来たのは初めてかい?」

ジュベール 「そうだよ。俺はフィギュアスケートで世界一になるために

あちこち旅してるのさ。でも仲間が必要でね」

ベン 「リアリィ? 僕も実はフィギュアスケーターなんだよ!奇遇だね!」

ジュベール 「そうか。じゃあ、良かったら俺の旅に加わらないか?」

ベン 「オ~ウ、残念だけど男と二人旅はしたくないよ(笑)」

ジュベール 「・・・そっか、そうだよな」


ジュベール 「やっぱり女の子を仲間にしないことには始まらねえ・・・

ちょっとクラブにいる子をナンパしてみようか



ミハル 「だからさ、ここで先に女の子を仲間にしておけばいいんだよ」

アモディオ 「でもナンパを試してもちっともうまく行かないよ」

ミハル 「相手を選ぶんだよ、相手を」


ジュベール 「そこのマドモアゼル!」

??? 「ハーイ、こんばんはー」

ジュベール 「今夜は俺と一緒に・・・」

エイドリアン(護衛) 「てめー! コルピさんをナンパしてんじゃねーよ」

ベルントソン(護衛) 「そうだそうだ! お前みたいなやつは蛇と

ランデブーでもしてるんだな!」

キーラ 「(笑顔で)ごめんなさーい」

ジュベール 「ちっ、護衛がいたのか・・・」



アモディオ 「ほら、全然ダメじゃん」

ミハル 「難しい相手ばっかり選ぶからだよ。よく見ろよ、落としやすい女

そのへんにゴロゴロいるぜ?」

アモディオ 「ホントに?」


ジュベール 「相手を人妻に変えたらどうかな。

そこのマダム・・・」

?? 「あら、私なんかに何の用かしら?」

ジュベール 「良かったら、一杯驕らせてもらえませんか?」

?? 「いいの? 嬉しいわ♪ 私の名前はユカ

ジュベール 「僕はブライアンです。よろしく、マダム」

有香 「(おしりを見て)そのおしりは良く知ってるわ。

こんな有名な人に話しかけられるなんて最高の気分よ」


有香が仲間になった!



アモディオ 「えええーーー、こんな展開アリなの!?」

ミハル 「このゲームに出てくる女キャラは

基本的に年上の方が仲間にしやすいんだよ、覚えとけ」


ベン 「ホワット!? ユカ、君という人はいつの間に

ブライアンに乗り換えたんだい?」

ユカ 「失礼ね。私は彼のおしりの良さを最大限に

引き出すために協力することにしたのよ」

ベン 「そうかい? でも心配だね! 彼は色男だから

君が口説かれないか不安だよ」

ジュベール 「だったらベンジャミン、君も一緒に来て

俺を見張ってればいいだろう?」

ベン 「言われなくてもそうするつもりさ!」


ベンジャミンが仲間になった!



アモディオ 「やったあ! よくわかんないけど

すごく良さそうなチームになったよ!」

ミハル 「この調子で試合に出て勝ちまくるんだ。

そうしたらクリアは近いぜ!」

拍手[5回]

ガチ 「コーチを『タラソワ』に選択、と・・・」

プル 「OH! 画面がほとんどタチアナで埋め尽くされたYO!

ジョニーもベルビンちゃんもフミーも見えないYO!」


(以下、ゲーム画面)


タチアナ 「あなた達、そろそろ誰かと対決してみない?

今日はアメリカから特別に、知り合いのスケーターを呼んだの。

名前は『エヴァン』よ、みんなも知ってるわね?」


~ ライサとの対決! ~


ライサ 「やあ、言うまでも無いけど俺はエヴァン。ライサって呼んでくれ」

ジョニー 「あー、あの黒くて長い人だ!」

タニス 「ちっともオシャレじゃないから楽に勝てそうね」

スグリ 「だけどスケーティングが速いです~」

ライサ 「俺の素早いステップと正確な技についてこれるかな?」

ジョニー 「君みたいなオシャレじゃないやつなんかに負けないよ!」


今回のルール(ランダム)『相手より高い位置へ跳べ!』


ジョニー 「えー、そんなの無理~!」

ライサ 「ふふふ、俺の高さを超えられるやつはそういないぜ」

タチアナ 「ジョニー、頭を使いなさい! あなたには味方がいるわ!」

ジョニー 「そんなこと言われたって、女の子しかいないし~!」

タニス 「(思いつく)そこのスミルノフを呼ぶわ!

彼に投げてもらってスロージャンプさせてもらいましょう!」

スミルノフ 「(現れる)僕で良ければ・・・」

ジョニー 「よろしくね、サーシャ」


5秒後。


ライサ 「くっ、俺のジャンプは低いんだった! 無念・・・」

ジョニー 「みんなが君より低い位置にいるなんて思わないでね!」


ライサに勝った!


仲間にする?

 する
→しない


ミハル 「仲間にしないの?」

プル 「どうせ仲間にするなら女の子がいいYO!」

アモディオ 「(もうすでに女の子だらけなのに・・・)」

拍手[5回]

その後、ゲーム指南役にミハルも加わる。


プル 「このゲーム酷いYO!どうして俺は誰も仲間に出来ないんだYO!

差別だYO!!」

ガチ 「ツァーリは特別だから・・・」

プル 「(機嫌を直す)そうだよNE!俺は仲間なんていなくても

クリアできるってことだよNE!」

ミハル 「(小声で)いや、確かハードモードだったよな」

アモディオ 「(小声で)うん、一人旅だしね」

ミハル 「ところでどの主人公にするんだ? キャラによって

全然難易度が違うから気をつけた方がいいぞ」

ガチ 「当然ツァプル 「ジョニーがいいYO!

ベルビンちゃんと冒険したいからNE!」

ガチ 「・・・(渋々と)ウィアーさんで

ミハル 「いや、そこは好きなキャラ選んでもいいんだぞ!?」

アモディオ 「でも好きなキャラでスタートして詰まったら面倒じゃない?

僕はジュベール先輩でスタートしたけど、初期メンバーが離脱してからは

希望通りのチームが組めなくて挫折してるもん」

ミハル 「おしり関係の面子ばっかり揃えようとしてるんだろ?」

アモディオ 「プリンスが仲間になってくれなくて(ため息)」

プル 「それじゃあ最初からジョニーでスタートすればバッチリだNE!

ゲームSTART!

ガチ 「(渋々と)スタート」

アモディオ 「僕ももう一回チャレンジしてみようかな」

ミハル 「そんじゃ俺は最後のお楽しみでとっておいた

ミスター・ジェフ・バトル編をやろう。他は殆ど攻略してるから

わからないことがあったら俺に聞いてくれ」

プル 「(慌てて)NO! ジョニーが練習さぼってハリボ食べてるYO!

しかもベルビンちゃんと取り合ってケンカが始まったYO!」

ガチ 「(無駄に難易度が高いキャラを選んでしまった・・・!)」

拍手[2回]

<ストーリー>


フィギュアスケート男子シングルの戦国時代、

幾多の怪我や困難を乗り越えてわが道を行くベテラン勢、

彼らは人々から『オッサン』世代と呼ばれ、多くの支持を集めていた。


しかし毎年のルール変更や若手世代の台頭により

競技の第一線から次第に遠ざかるオッサンが増えつつあった。


それを危惧した8人の有志が、自らの限界とオッサン軽視の現状に立ち向かい

それぞれの目的を達成すべく、まだ見ぬ世界各地のライバルや同志を相手に

闘い、勝利しようと旅立った。


無謀とも言える彼らの挑戦を、人々は『オッサンシングル・サガ』と呼んだ・・・




<システム>

主人公八人のオッサンから好きなキャラクターを選び、冒険を始めよう。

序盤は頼れる仲間が一緒についてきてくれるよ!

各自トレーニングを積みながら世界各地を旅して

各国の強豪とスケート対決し、勝利しよう!

ただしルールはその国や相手によって変動するから要注意だよ!

黙って練習するもよし、コーチをとっかえひっかえするも良し、

戦略は自由自在!

経験を積むと選手が『思いつき』で新しい技や振り付け、

面白い衣装や立ち振る舞いを身につけるよ!

またライバル選手のコーチや振付師にこっそり教わったり

ライバルをあえて仲間にすることで

新しい技や新境地を開拓できることもあるよ!

戦略と経験を駆使して世界一のスケーターを目指そう!



<キャラクター紹介>

ライサ (初期の仲間:ベルネル
 随一の安定感を誇る初心者向けのキャラだよ!
 基本的にビリにもならなければ1位にもなりにくいと言われるよ!
 フィギュアスケーターにあるまじき背の高さと
 オシャレ感が足りない衣装が弱点だよ!
 四回転をやると10回に1回の割合で怪我するよ!

ジュベール (初期の仲間:ナタリー、ブルザ
 四回転を筆頭にジャンプ勝負なら負けないよ!
 途中で気が抜けると小芝居したり振り付けを忘れるから
 入念に集中力トレーニングが必要だよ!
 でもおしりや女の子や家庭の事情ですぐに心が乱れるよ!
 初期の仲間は途中で離脱するから要注意だよ!

ジョニー (初期の仲間:タニス、フミー
 オッサンにあるまじき可憐で優雅な芸術性が強みだよ!
 特に衣装での勝負なら敵なしだよ!露出しすぎには注意だよ!
 技術が少し不安定だから厳しいコーチに習おう!
 人気者だからすぐに仲間が出来たり、お仕事の依頼がくるけど
 本業そっちのけにならないよう注意だよ!

ランビ (初期の仲間:カロリーナ、サラ
 技術、芸術性に優れるバランスの良いキャラだよ!
 でも初期の仲間共々、怪我しやすいのが難点だよ! 
 トリプルアクセルの成功率が極めて低いので
 試合でどう回避するかの戦略が必要だよ!
 ライバルとすぐに仲良くなるから仲間には困らないよ!

ジェフ (初期の仲間:ノブナリ、ロシェット
 計算強いからジャンプの回数制限には引っかからないよ!
 (但し、初期の仲間のノブナリはよく引っかかるよ!)
 四回転やると全体が崩れて不機嫌になるからやらない方がいいよ!
 何が何でも音楽に合わせるから、芸術性の低い相手には無敵だよ!
 お菓子を常備して機嫌良く練習させよう!

ダイスケ (初期の仲間:アラカワ、タケシ・ホンダ
 オシャレ以外はバランスの取れたキャラクターで使いやすいよ!
 芸術性が変な衣装や髪形で減点されすぎないよう気をつけよう。
 初期の仲間のアラカワさんからは色んなおつかいや仕事を
 頼まれちゃうけど、全部を引き受けなくてもゲームは進むよ!
 ファン思いだから若い女の子は仲間にできないよ!

コヅカ (初期の仲間:パトリック
 オッサンの中でも若いよ!技術も最高レベルだよ!
 でも若さ故にあまり面白いことを思いつかないから
 変わったルールのときには苦戦しやすいよ!
 女装や変顔にどんどんチャレンジしよう!
 2週目以降はマオが初期の仲間に加わるよ!

プルシェンコ (基本は一人旅)
 『最強のオッサンスケーター』の名を欲しいままにしているよ!
 普通のルールにも変なルールにも強いよ!
 でも基本的には一人旅で、誰も仲間にできないし
 他の主人公のときも仲間に入れられないよ!
 たまにヤグディンが助っ人してくれるけど・・・!?

拍手[8回]

ライサイドビル客間にて。

プル、ガチンスキー、アモディオが談笑している。


プル 「怪我しちゃったからジャパンオープン出られなくなったYO!」

ガチ 「・・・」

アモディオ 「だから僕が代わりに出ます♪ ガチ君、宜しくね!」

ガチ 「・・・(うなずく)」

プル 「俺は暇しちゃってるYO! 暇すぎて退屈だYO!

何か面白い話はないかNA!」

アモディオ 「そう言われても・・・僕ができるのはおしりの話くらいしか」

ガチ 「いらない」

プル 「OH! 真っ先に却下されたYO! 俺は聞きたかったYO!!」

アモディオ 「あとは・・・そういえばミハルから新しいゲームを教えてもらったんだけど、

難しすぎて僕にはクリアできそうにないから、ガチ君やってみない?」

ガチ 「(キラリと目を光らせて)ゲーム?」

アモディオ 「(カバンから取り出して)これ。『オッサンシングル・サガ』って

言うんだけど・・・」

ガチ 「!! 知ってる!」

プル 「WOW! 面白そうだNE!」

アモディオ 「定価7500円のところ、今なら6800円でいいよ」

プル 「NO! 中古を押し売りされちゃってるYO! 

しかもあんまり安くなってないYO!!」

ガチ 「買った!」

プル 「買っちゃったYO!!」

拍手[5回]

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管理人姉妹に聞く!!
お題:「今年の抱負は?」


たらのコメント:「世界のしり百選の編纂」


ライサ 「何それ!?」


ローズのコメント:「何も思いつかない」


ブルザ 「ではおしりの記事でも書いたらどうでしょう」


ローズのコメント:「なるほど」


ライサ 「それでいいの!?」
ようこそライサイドビルへ☆
ライサイドビル公式ツイッターが登場!!


ジョニー 「更新情報がアップされるよ♪」


このブログに初めてお越しの方はこちらをお読み下さい。


管理人っちゃあ管理人
HN:
たら
性別:
女性
自己紹介:


たら:テレビがライサイズになった!


ベルネル 「あれくらいじゃ兄貴にはまだまだ及びませんよ」
存在が空気なブログ内検索
ライサ 「空気なの!?」
うっかりリスナー数
ライサイドビル住人たち

ライサ: ライサイドビル雑用係でよく働く。存在感が空気だったり衣装のセンスが微妙なところをよく揶揄される。

ジョニー: ライサイドビル管理人代理。ビルの女主人的ポジション(でも男)。お洒落じゃない人には冷たい。

ランビ: てんとう虫と元カノのカロリーナをこよなく愛する不思議キャラ。気に入らない人は「アブラムシ」といって嫌がる。

ジュベール: 愛とクワドに生きるタフガイ。女性に優しく、宴会では小芝居やモノマネをこなす盛り上げ役。

ジェフ: 地下一階でカフェを経営中。お菓子と可愛いものが大好き。クールな頭脳派と見せかけてワガママなツンデレ。

タニス: お洒落でクールなライサイドビル売店担当。見た目とは裏腹に食い意地がはっている。住人の中で一番冷静かも。

ベン: ジェントルマンな紳士でお兄さん的存在。暴走するメンバーを優しく諭す。スペイン料理が得意。

スグリ: お洒落魔女と呼ばれるナンバーワンおシャレスト。英語も日本語もゆっくり話し、行動もノロい。

ブルザ: 礼儀正しく知的な男子スケーターおしり評論家。良いおしりを見ると内心エキサイトしている。

ナタリー: 傍若無人な男子スケーターおしりさわり虫。良いおしりには目がない。英語が苦手でたどたどしくしゃべる。
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